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ギャラリー開催の写真展詳細情報

  • 東京

郡川 正次 写真展
「対岸/東京湾を挟んで」


(c) 郡川 正次

晴れて空気が澄んだ日に東京湾沿いの海岸に立つと対岸が良く見える。特に湾が狭まった浦賀水道付近では房総半島の鋸山や久里浜の火力発電所などの特徴的なランドマークが意外なほどはっきりと見ることができる。この湾岸地域は私にとってはたびたび訪れて見知っていた所だったし、何度か撮影もしていた場所だ。ところがこうして海を隔てて対岸を眺めてみるとなぜか未知の土地に初めて足を踏み入れる時のような胸の高鳴りを覚える。
私はしばらくぶりに東京湾沿いに連なる町を歩いてみようと思った。そこでの新たな出会いと、うっかり見過してしまうかも知れない出来事を記憶にとどめておくために写真を撮り、そこから見えてくるものが何であるのかをあらためて確認してみたくなった。
このシリーズで2年間にわたって撮影したのは東京湾沿いに千葉県の北から千葉市、市原市、袖ケ浦市、木更津市、君津市、富津市、鋸南町。神奈川県では川崎市、横浜市、横須賀市、三浦市の各市で、その中でも海岸線からあまり離れていない場所が中心になった。この地域はコンビナート地帯から房総の漁港にかけての少し寂しい感じがする千葉県側と、人口も多くてにぎやかな街並みが続く神奈川県側とで好対照を見せている。私はこの地域を歩くうちに時の流れを踏み外してしまったかのような古い街と人気の少ない海辺になぜか足が向いてしまっていた。そこには初めての出会いなのに以前に見たことがあるような、まるで記憶の深い淵を覗き込んだかのような風景が待ち受けていた。

出展作品数:カラー 約45点 デジタルプリント

期間
東京:2015年8月7日(金)~8月12日(水)
時間
午前11:00~午後7:00(最終日 午後3:00まで) 入場無料
会場
オリンパスプラザ 東京 アクセス
休館
木曜


(c) 郡川 正次

【作者略歴】

郡川 正次(こおりかわ まさつぐ)
1946年 奈良市生まれ
日大芸術学部写真学科中退
写真家助手を経てフリー
以後音楽雑誌、IT関連情報誌、写真誌で人物、商品などの撮影を長期にわたって手がける。
近年は東京湾岸地域を主なフィールドとして作品を制作している。

主な写真展
2013年 土地の記憶、ときの名残り。 オリンパスギャラリー
2014年 二つの町 木更津―富士   コニカミノルタプラザ