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ギャラリー開催の写真展詳細情報

  • 大阪

小柳 宣昭 写真展
「人工島」


(c) 小柳 宣昭

大阪には、多くの人の知恵と労力により出現した人工島「咲洲(さきしま)」がある。
そこへ多くの物が運ばれ、建造物が造られ、人が移動し、動植物が宿った。
私は、先人たちが成し遂げた事業に敬意を表し、自然の恵みに謙虚に感謝し、静かに今の「咲洲」を記録する。
日本には「青写真」という言葉がある。
コピー機が普及するまで、土木や建築などの図面の複写に、鉄塩の化学反応を利用した、青図・青焼きが多用されていた。
その青焼きされた図面を広げて、住民説明会などのプレゼンテーションをしたことから、未来の構想を「青写真」と呼ぶようになったという。
人類の英知は自然界に対し、踏み込んではいけない領域まで踏み込んでしまった。
そのことに気がついたのは、東日本大震災による甚大な被害によってだった。
かつて描かれた「青写真」の多くが崩れた瞬間でもあった。
自然との関わりの中で私たちは、いかに弱い存在であるかを学んだ。
先人たちが描いた「青写真」は、私たちの世代が見直さなければいけない。
話を戻す。
東日本大震災の震源地から約 1000キロ離れた大阪の「咲洲」。
大阪府咲洲庁舎であるコスモタワーは、東日本大震災による長周期地震動の影響で、防火戸の破損、天井の落下や床の亀裂、エレベーターのワイヤロープが絡まるなどの現象が発生し、自然界への不安が露呈した。
私は、「咲洲」の風景を「青写真」の語源となった手法で、光画を定着させる。
私たちの世代が描く「青写真」は、以後の世代に負担を押し付けることを犯していないだろうかと、考えながら。

出展作品数:サイアノタイプ 約40点

期間
大阪:2015年2月20日(金)~ 2月26日(木)
時間
午前10:00~午後6:00(最終日 午後3:00まで) 入場無料
会場
オリンパスプラザ 大阪 アクセス
休館
日曜・祝日

【作者略歴】

小栁 宣昭(こやなぎ のぶあき)
大阪府出身
2011年3月 京都造形芸術大学通信教育部美術科写真コース 卒業
<グループ展ほか>
2009年 LuxWestグループ展「つながり」(イロリムラ[89]画廊 /大阪)
2011年 京都造形芸術大学通信教育部写真コース卒業制作選抜展(ニコンサロン bis新宿 /東京)
2011年 京都造形芸術大学通信教育部卒業・修了制作展(京都造形芸術大学瓜生山キャンパス /京都)
2011年 「写真の散歩道」(名古屋市民ギャラリー/名古屋)
2013年 「写真の散歩道」(名古屋市民ギャラリー /名古屋)
<個展>
2011年 中津で行う中津の写真展中津 -高架下風景-(Gallery & Event Space ART COCKTAIL/大阪)
2011年 小栁宣昭写真展中津 -高架下風景 -(ニコンサロン bis大阪 /大阪)
2012年 小栁宣昭写真展中津 -高架下風景 -(ニコンサロン bis新宿 /東京)