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ホーム > イベント&キャンペーン > イベント > ギャラリー開催 過去の写真展 > 写真家 椋木美穂 「Αποκριές(アポクリエス)ギリシャ・スキロス島の奇祭」

ギャラリー開催の写真展詳細情報

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椋木 美穂 写真展
「Αποκριές(アポクリエス)ギリシャ・スキロス島の奇祭」

ギリシャの首都アテネから北東に位置するスキロス島は、古代からの伝統を保護、伝承している島である。
私が学生の頃、ギリシャのある島の女性陶芸家を主人公とした物語を書いた。
その主人公とイメージがぴったりと合う女性がスキロス島にいることを知り、2008年の6月に初めてスキロス島を訪れた。
島には彼女のほかにもさまざまな職人がいて、私は昔からの技術を受け継ぐ人々の姿に魅かれ、島中の職人を撮りに回った。
その行く先々で同じ話を耳にした。
なんでも古代から続く祭りがあるというので、2009年のスキロス島へ向かった。
その祭りでは、男たちは山羊皮の仮面を被り、腰にいくつもの大きな山羊鈴を結びつけ、何とも恐ろしい風貌でスキロスの町を踊り狂う。
ガランガランという耳が痛くなるほどの鈴音を鳴らし、町中恐怖の渦に巻き込んでいく。
伝統衣装を着た美しく、妖艶な姿の女たちは彼らの行く所どころに現れ、ハンカチをひらひらとなびかせて踊り舞う。人々はただ目の前にある彼らの姿に圧倒され、引き込まれる。
まるで神話の世界に入り込んでしまったかのようだ。
この祭りの由来は未だ解明されていないが、島の人々の祭りに対する誇りや喜び、先祖への敬意を感じることができた。そしてこれからも彼らの鳴らす鈴の音は毎年、島に響き続けるだろう。

※Αποκριές (アポクリエス) とは、ギリシャ正教の信者に対し、肉食や飲酒、娯楽などを禁じる四旬節に入る前に行われるカーニバルのことである。

出展作品数 モノクロ 約48点


(c)椋木 美穂

期間
東京:2011年5月26日(木)~6月1日(水)
大阪:2011年6月30日(木)~7月6日(水)
時間
午前10:00~午後6:00(最終日 午後3:00まで)
会場
オリンパスプラザ 東京 アクセス
オリンパスプラザ 大阪 アクセス
休館
日曜・祝日

椋木 美穂(むくのき みほ)略歴

1983年 東京都生まれ
2003年 日本写真芸術専門学校卒業
            樋口健二氏に師事