
ホーム > イベント&キャンペーン > イベント > ギャラリー開催 過去の写真展 > 「東京写真月間2009」 「人はなぜ旅にでるのだろう・・・」-出会い・発見・感動- 芝田満之 写真展「海へ・・・ 」

「芝田満之の絵はまるでヴェネツィアングラスのようだ・・・」
透明感がある。軽快である。キレている。粋である。詩的である。サーフィンに没頭していた頃の絵も、映画を撮っている今の絵も・・・いつも思うのだが、結局芝田満之の手にかかると芝田満之の絵になってしまう。その上、芝田満之はスタイルにこだわらない。気取らない。スチールでも、ムービーでも。銀塩でも、デジタルでも。一眼レフでも、コンパクトカメラでも。アリフレックス35mmでも、VTRカメラでも。風景でも、人物でも。スタジオでもハワイの大波でも。いつだってその瞬間が楽しいのだ。日々の生活も、ファインダーを覗いているときも。芝田満之的生活自体がすべて絵の為に創られている。そしてすべての基準は気持ちいいかどうかということだけ。台風が造り出す逗子沖の特別な波に、かのノースショアのシェーパーが芝田に削った9ft6inのロングボードで決めること。コスタ・デル・ソルのバルで、ハモンセラーノとタパスを喰らい、語らい、カバを飲みこむこと。イエローストーン川のスプリングクリークで、ヘラジカに遭遇しながらネイティブなブラウントラウトを釣ること。スコットランドのヒースに覆われた荒涼とした丘で、色の無い世界から色を探り出して定着させること。お気に入りのクラインに、カンパニヨーロをセットしたロードバイクで早朝の134号を大磯まで走ること。バハカルフォルニアでのロングトリップの後、トワイライトタイムを風にまかせてゆったりとクルーズすること。ホーチミン郊外のニャチャンビーチで、壊れそうなライトバンから身体をのけぞらし、並走するバイクを連射で撮影すること。ヴェネツィアのジュデッカ島HARRY'S DOLCEでベリーニではなくスプリッツァーを飲み、一人夕日を収めること。それらのシュチエーションは羨むばかりなんだ。そして、そう、芝田満之がカメラを手にあの真っ黒な顔に満面の笑みを浮かべた時、最高な絵がまた一枚生まれるってことさ・・・
(Digital Design BOZO CMディレクター/WEBウェッブクリエター 大里俊博)

(c)芝田満之
1955年 埼玉県生まれ / 独学で映像、写真を学ぶ
http://www.firstswell.com
【Movie & Still Cameraman PROFILE】